それは人生が交差する場所。
本を選ぶとき、気づかぬうちに自分の「心の声」に耳を傾けている気がします。
誰もが、自分が迷った時に、読み返す「人生の一冊」があるのではないでしょうか。
そんな「人生の一冊」にメッセージをつけて、ここに置きに来てください。次の誰かのために。
そして、人生に迷った時、ここをのぞいてみてください。人生の先輩の知恵を借りるために。
ここは本を通して様々な人の人生が交差する「人生図書館」なのです。
人生図書館には、「出会いの五箇条」なる図書館を楽しむための掟があります。本との出会い、人との出会い、想いとの出会い。そんな出会いを楽しんでください。
『出会いの五箇条』
つれづれなる日記には様々な方々の想いがつづられています。
本が大好きで来てくださった方、旅の途中にお寄りくださった方、就職活動の真っ最中で来てくださった方、どんな所かなと来てみてくださった方。
つれづれなる日記に想いを綴って自分自身と向き合ってみてください。
誰かのメッセージが心に届いたら、あなたのその想いをカードにしたためてください。
ブログもぜひご覧ください。→ 人生図書館館長のブログ
今までにいただいた「人生の一冊」の一部を紹介します。
絵本「いいから いいから」長谷川義史
6歳女の子がこの本を読んでお友達にやさしくなれた一冊。
小説「漂流」吉村昭
倒産した経営者が、日雇いの労働をしているときに人生のどん底で読んで救われた一冊。
エッセイ「幸福論」アラン
元アナウンサーが大学受験に失敗した時に姉がそっと机に置いてくれた一冊。
小説「放浪記」林扶美子
79歳の現役女性デザイナーがくじけそうになるたびに読み返した一冊。
エッセイ「生きがいについて」神谷美恵子
女性僧侶が僧侶として生きる決意を固めた本。
エッセイ「親が生きているうちにしたい55のこと」親孝行実行委員会
父を亡くした女性がこの本を読んでいたらと後悔し、生きている母にその分を親孝行したいと思った本。
人生の一冊をご寄贈してくださる方をお待ちしております。
ご自分の大切な思い出の1冊を、どんな時にその本に出会って、どんな力になってくれたかなどのエピソードを書いて人生図書館にお持ちくださるか、ご送付ください。皆様で閲覧させていただきます。
当館にもメッセージカードをご用意しております。来館時にご記入ください。
この他に臨時に開館、休館する場合は、当HPにて告知いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。